よりよい未来の羅針盤となるために。
── 地元を支え続ける鹿大丸が進み行く、新たなDXとは。
株式会社鹿大丸 × 建設PAD
鹿児島県に本社を構える株式会社鹿大丸さまは、創業から半世紀にわたり、建築・土木事業で地域に寄り添い、支え続けてきた。「より良い未来を作りたい」という想いのもと、街の基盤である「土木」と、暮らしの舞台をつくる「建築」の2つの柱で、地域社会の安全と豊かな発展に貢献している。
そんな鹿大丸さまでは、株式会社KENZOの建設業特化型電子契約システム「建設PAD」の導入を決定。今回は、建築現場へのシステム導入を間近に控えたタイミングで、総務・営業本部長である二之宮さまに「DXに取り組んだ背景」「建設PADを選んだ理由」「DXを検討している企業に伝えたいこと」をうかがった。
3分でわかる!導入効果サマリー
紙の稟議書や注文書の郵送により、手続きに1週間以上かかっていた。
「今やっている紙の業務と全く同じ」という分かりやすさと、自社の要望に寄り添う柔軟な開発体制。
「建設PAD」の導入により、注文書の発行から請書回収まで最短翌日(2〜3日)に劇的短縮。
課題
現場分散とアナログ稟議が引き起こす「書類の停滞」と「紛失リスク」
まず、DXやペーパーレス化に取り組み始めたきっかけを教えてください。
二之宮さま
一番のきっかけは、代表の「とりあえずペーパーレス化を進めたい」という一言でした。当時は社内のワークフローがほとんど紙ベースで、とにかく書類の量が膨大だったんです。大手会社や地元のIT企業など、色々なところに相談したのですが、建設業の働き方にフィットするワークフローシステムがなかなか見つかりませんでした。
建設業って、社員の9割が現場事務所に常駐しているんですよね。現場から上がってきた書類を、一度総務がプリントアウトして、昔ながらの印鑑を捺しながら稟議を回していました。上層部が不在だと、書類がデスクに溜まったまま動きません。承認後に経理が注文書を郵送し、相手方の印鑑をもらって戻ってくるまでに、早くても1週間以上かかっていました。
それに、「誰が確認して、誰が未確認か」が書類を見ないと分からず、万が一紛失したら確認のしようがなくなる状態だったんです。ちょっとこれでは、もう業務が進んでいかないなと。
選定の理由
既存の業務フローを変えない安心感と、型にはまらない柔軟な提案
その中で「建設PAD」を選ばれた決め手は何だったのでしょうか。
二之宮さま
試行錯誤していた時に、KENZOさんからお電話をいただいたんです。「建設PAD」の中身を見せてもらったとき、「これだったら、うちが今、紙でやっている業務と一緒だな」と直感的に思いました。
さらに、決め手として大きかったのは、KENZOの青木社長へのご相談でした。私たちが「紙が多くて困っている」「まずは社内のワークフローをデジタル化したい」と伝えたところ、「そのワークフローの部分も一緒に作りましょう」と言ってくださったんです。型にはまったシステムをただ売るだけの大手企業とは違い、私たちの悩みに親身に寄り添って開発してくれる姿勢を見て、「この会社とお付き合いしたい」と導入を決めました。
効果
1週間以上の契約手続きが「翌日完了」へ、印刷コストも目に見えて削減
導入後、業務はどのように変化しましたか?
二之宮さま
とにかく、時間の短縮が劇的です。以前は注文書・請書が揃うまでに1週間以上かかっていましたが、この前「建設PAD」で注文書を発行した際は、翌日には相手方から請書が電子で返ってきました。社内の稟議さえスムーズに通れば、2〜3日で全ての契約手続きが完結します。
コスト面や書類の管理についてはいかがでしょうか。
二之宮さま
データ上で全て管理されるようになったため、書類を探す手間がなくなりました。これまでは過去の書類を見るために、わざわざ別棟の書庫まで取りに行っていたので、今後は格段に楽になると思います。印刷費に関しても、月々の変動はありますが、導入前と比べて目に見えて減っていますね。
定着の秘訣
「超伴走型サポート」で、抵抗感をゼロに
新しいシステムの導入にあたり、社内や協力会社からの抵抗はありませんでしたか?
二之宮さま
新しいツールの導入って、どうしても「新しい作業が増えるのではないか」という抵抗感が生まれがちですよね。そこを解決するために、青木社長が、うちの各現場事務所をすべて直接回ってくれたんです。職員一人ひとりに会って「こういうシステムです」と導入指導をしてくれました。
私自身では説明しきれないので『青木社長、助けてください!』と呼び出しました(笑)。でも、そのおかげで社員も『今の業務をこの画面の中でやればいいんだ』とすんなり理解してくれて、驚くほどスムーズにスタートできました。協力会社さんからの問い合わせに関しても、建設PADのカスタマーセンターが直接対応してくれるため、私たちの事務負担やトラブルは一切ありませんでした。
今後の展望
建築現場へ導入。さらに強固なパートナーシップへ
今後の展開や、システムへの期待について教えてください。
二之宮さま
これまでは土木工事を中心に運用してきましたが、手応えが非常に良いので、今年からは建築現場へも導入します。1年経ったときのペーパーレス効果やコスト削減率が今から楽しみですね。
また、現在は私たちの商習慣に合わせて「見積書ベースで稟議をかけられるよう」システムの改良をお願いしています。こういう細かな要望にも、モデルチェンジを待たずにどんどん使いやすく変更してくれるのがKENZOさんの強みだと思います。将来的には、よりシンプルな勤怠管理機能などの開発連携も期待しています。
最後に、DXを検討している同業他社へのメッセージをお願いします。
二之宮さま
「建設PAD」は、日常やっている業務を何一つ変えずにデジタル化できるのが最大のメリットです。システムが優秀なのはもちろんですが、何よりKENZOという会社は、私たちの「言葉にできない悩み」を形にしてくれる素晴らしいパートナーです。
建設業界は昔ながらのやり方が根強く残っていて、同じような部分で悩んでいる会社は少なくないと思います。私たちはシステムの仕組みをゼロから考えることはできません。ですが、それに対して、「解決のために、鹿大丸さんのワークフローを一緒に作りましょう」と提案してくれたことが本当に心強かったです。
大手の開発会社であれば、型にはまったパッケージ製品の販売が中心で、導入後に改善を求めても「次のモデルチェンジまで仕様変更はできません」と断られるのが一般的です。ですが、KENZOさんに相談すれば、親身になって話を聞いてくれて、どんどん使いやすいように変更してくれる。この「会社としての付き合い方」に惹かれたからこそ、これからもお付き合いをしていきたいと決めました。自社に寄り添って、共に歩んでくれる信頼できるパートナーに出会えるかどうかが、重要だと思います。
編集後記
創業から半世紀、鹿児島で地域を支え続ける鹿大丸様。「より良い未来を作りたい」という熱い想いは、街づくりだけでなく、環境改善にも真っ直ぐ向けられていました。鹿大丸様が示す「未来への羅針盤」は、地域の建設業界全体を明るく照らしていくはずです。
KENZOは、鹿大丸様のパートナーとして、これからも邁進してまいります。
株式会社鹿大丸
- 所在地
- 鹿児島県鹿児島市
- 創業
- 1967年8月
- 事業内容
- 土木・建築工事、総合建設業
- 従業員数
- 42名
建設PAD
KENZOが運営する電子取引プラットフォームです。郵送やFAXといった紙ベースでのやりとりを電子化し、ペーパーレスや印紙代削減などの効果が期待できます。利用者は建設PADを利用することで建設業法、電子帳簿保存法を遵守することができ、また各基幹システムとの連携においてもシームレス化を実現します。
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